2027年から、0歳から使える「こどもNISA」が始まります。
子どものための非課税制度。
教育費も準備したい。
長く積み立てれば、時間も味方にできる。
そう聞くと、使わないともったいないように感じませんか?
私も最初は気になりました。
わが家には4歳と8歳の子どもがいて、
今も親のNISAを使って教育費を積み立てています。
だから、こどもNISAはまさにわが家向けの制度に見えました。
でも、家計全体を見ながら考えた今の答えは、
「わが家は、こどもNISAを使わない」
こどもNISAが悪い制度だからではありません。
投資をやめるわけでもありません。
ただ、わが家にはその前にやることがある。
まずは親のNISA枠を使う。
教育費は親のNISAと現金で準備する。
これが、今のわが家のお金の優先順位です。
子どもの制度だから、先に使うとは限らない
こどもNISAは、0〜17歳が対象。
年間投資枠は60万円、非課税保有限度額は600万円です。
一定の条件を満たせば12歳以降に払い出せて、
18歳になると成人のNISAへ移行します。
魅力的な制度なのは間違いありません。
でも、ここで私が一度立ち止まったのは、
新しい制度ができることと、わが家に新しい口座が必要なことは別だ
と思ったからです。
親のNISAには、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて年間最大360万円、非課税保有限度額は1,800万円あります。
わが家は、まだこの親のNISA枠を使い切っていません。
それなら、先に管理する口座を増やすより、
今ある親のNISAをきちんと活用する。
そのほうがシンプルで、家計全体も見渡しやすい。
制度が増えるたびに口座を増やすことが、
家計を整えることではないんですよね。
理由1:親のNISAのほうが、お金の使い道を変えやすい
教育費は、まだ先の予定です。
4歳と8歳の子どもたちが、
将来どんな進路を選ぶかは分かりません。
公立か私立か、大学か専門学校か、留学をしたいと言うかもしれない。
予定より早くまとまったお金が必要になる可能性もあります。
親のNISAで準備しておけば、売却や払い出しの時期・使い道を親が判断できます。
上の子に多く必要になるかもしれないし、
下の子に多く必要になるかもしれない。
教育費に使わなかった分を、
家族の別の目的や親の老後資金へ回す選択も残せます。
子どもごとに資産を完全に分けるより、
今のわが家には、家族全体で動かせる余白のほうが大切です。
理由2:親の老後を整えることも、子どものためだから
教育費を優先するあまり、親の老後資金が足りなくなる。
これは、できれば避けたいと思っています。
子どもの教育費は大切です。
でも、親の老後資金を子どもに頼ることになったら、
長い目で見れば子どもの負担を増やしてしまいます。
だから私は、教育費と老後資金を完全に別々の話として考えていません。
まず親の名義で、家計全体を支える資産をつくる。
その中で教育費として使う分を管理する。
親のお金を整えることも、子どもの未来を守ること。
ここは、大切にしたい考えです。
理由3:教育費は、NISAだけでは準備しない
文部科学省の調査では、幼稚園から高校までの15年間にかかる学習費総額は、すべて公立でも約614万円、すべて私立なら約1,969万円。
大学費用は、ここに含まれていません。
金額も大きいですが、教育費にはもうひとつ特徴があります。
必要になる時期が決まっていて、支払いを待ってもらえないこと。
大学入学の直前に相場が下がっても、
「回復するまで入学を3年待とう」とはできません。
だからわが家は、親のNISAだけに全部を置くつもりもありません。
近いうちに使うお金、絶対に減らしたくないお金は現金。
10年以上先で、値下がりしても待てるお金は親のNISA。
こどもNISAを使わない代わりに、
親のNISA+現金で役割を分けます。
理由4:「誰のお金か」をシンプルにしておきたい
こどもNISAは、子ども名義の資産です。
親や祖父母がお金を入れる場合は、
贈与税の扱いや記録も確認しておきたいところ。
払い出しにも、子どものための使途や本人の同意など一定の条件があります。
もちろん、きちんと理解して使えば問題ありません。
でも今のわが家は、まず親名義のNISAを埋める途中です。
そこに子ども2人分の新しい口座と管理ルールを追加する必要性を、まだ感じていません。
家計管理は、使える制度を全部使う競争ではない。
わが家に必要なものだけ選び、管理できる形にすること。
私はそのほうが、長く続けられると思っています。
4歳と8歳の教育費は、こう考える
わが家では、教育費を「子ども別の口座」だけで見るのではなく、
「あと何年で使うか」で考えます。
上の子は8歳。18歳まで約10年。
下の子は4歳なので約14年あります。
今はどちらも親のNISAを活用できますが、
上の子の教育費は使う時期が早く来ます。
必要な時期が近づいたら、少しずつ現金の割合を増やす。
下の子の分は、もう少し長く運用できる可能性があります。
同じきょうだいでも、同じ配分にしなくていい。
制度名ではなく、使う時期から逆算する。
これが、わが家の教育費管理です。
こどもNISAを、ずっと使わないとは決めていない
今の答えは「使わない」ですが、将来も絶対に使わないとは決めていません。
親のNISA枠を十分に使えて、現金の教育費も確保できて、それでも子どものために長期で残したい余裕資金がある。
その段階になったら、こどもNISAをもう一度検討します。
今使わないのは、制度を否定しているからではなく、
順番がまだ来ていないからです。
今日のまとめ
わが家がこどもNISAを使わない理由は、シンプルです。
1. まだ親のNISA枠を使い切っていない
2. 親名義のほうが、教育費・老後資金・きょうだい間で柔軟に使いやすい
3. 教育費は親のNISAと現金を組み合わせたい
4. 口座と管理ルールを必要以上に増やしたくない
「子どものための制度だから、使わなきゃ」ではなく、
家計全体で優先順位を決める。
わが家の答えは、まず親のNISA。
そのうえで現金を確保する。
こどもNISAは、そのあと。
お得な制度を逃さないことより、
迷わず続けられる仕組みをつくるほうが、私には大切です☺️
あなたは、親のNISAとこどもNISA、どちらを優先したいですか?
よかったらコメントでも教えてください。
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